福岡県久留米市において、100年以上営業する大衆酒場、会席料理店。
大正8年(1919年) 古賀久太郎(こがきゅうたろう)が旧公設市場に創業する。1950年代 2代目の古賀久米太郎(こがくめたろう)が店舗を六ツ門に移転、酒場として「古賀久」を開店する。
平成6年(1994年) 現店主古賀廣子が現在の店舗に建て替え、今にいたる。
1Fは、昭和の時代を色濃く残す大衆酒場。3Fは、会食や宴会などに利用される座敷のフロアとなっている。
昭和の時代は、あらゆる料理をガラスケースに陳列し、客がセルフサービスで持ち出して食べるスタイルをとっていた。それぞれの皿に値段が設定されており、店員が何十種類とある皿の値段を把握し、勘定するというものだった。
値の高い皿を懐に隠す悪い輩もいたとかどうとか。
近年も陳列ケースは健在であったが、現在は感染防止の対策として、衛生面を配慮し休止となっている。
上の写真は、昭和30年頃、旧店内に移植した桜の木の下で飲み騒ぐファンキーな様子。